神様ヘルプ

困ってて自分の力でどうにもならないときがある。
そんなとき誰かが察してくれて助けてくれるなんてのは稀だ。
ちゃんと自分から助けてって言わないとダメだろ。
けどそれだけじゃあダメだ。
不特定多数に助けを求めたところで、
その不特定多数の人たちにとってみれば、
困ってる人がヘルプサインだしてても、
俺以外の誰かが助けてやるだろ、程度しか思ってない。
周りに人が多いほど、「俺が助けてやらなきゃ」的な気持ちは減少する。


助けを求めるなら名指しだ。これがかなり効く。
周りの見知らぬ人たちに助けを求めたいときは、
そこのお兄さん助けて、とか、そこのメガネの人ヘルプ!
とか具体的に言うべきだ。助けを求められる側としても、
俺か?俺に言ってんのか?よーし!って気分になるさ。


助けを求めることもせず困った事態に翻弄されただけなら、
そりゃあ運が悪かったねとしか言えんよ。