統計

先日興味深い統計結果を見た。
お子さんの勉強の出来は家庭の所得に比例する、というもの。
学歴社会は依然存在し、高学歴な人間が高所得者になり得る可能性が高い世の中。
勉強してきた人間はそれなりの収入を得て勉強の大切さを身をもって知っており、
そうでない人間は勉強などに力を入れなくても生きては行けることを知っている。
そういう人間が親になったとき、鏡である子供はどのように育つのか。
きっと勉強家の親の子はそれなりに勉強する(させられる)し、
不勉強な親の子は勉強しなくても大丈夫だろ、的な育てられ方をするのではないか。
どっちが良い、悪い、というものではない。勉強より大事なものもたくさんあるだろう。
ただ今の日本の構造が、勉強してきた人間に少し有利になっているだけだと思う。


ところでふと思った。今話題のいじめ問題について、
学校の偏差値別でいじめの発生割合のデータが取れないかな。
面白いデータが取れそうな気がする。