訃報

隣の課の課長さんが亡くなった。溺死だった。
長い付き合いではなかったが、飲みの席で何度かご一緒したことがあった。
とても酒が強くて、対外業務をこなすバイタリティある風な人だった。
それなのにあっけないもんだ。まさにサドンデス。
今日は「人間いつ死ぬかわからんな」ということを再認識させられた。


いやだよ。死にたくないよ。
子供の頃の他愛も無い話の記憶が頭をよぎった。
ドラゴンボールが揃ったらどうする?」
そう聞かれた幼い俺は迷わず答えた。
「不老不死」
と。しかしすかさずこう言われた。
「ホントに不老不死がいいんか?死ねんので?」


まぁちょっと考えれば何があっても死ねないというのはキツイかもしれない。
その後「火の鳥」とか読んで尚更そう思った。


しかし今!やっぱ死にたくないわ。半世紀そこそこで死ぬのはイヤだ。
万単位で生きたい。世界がどうなるのか見たい。
なんとかなりませんでしょうか神様。