正座

聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話。すごい良かった。
聖闘士星矢という地盤があったから楽しめた部分も大きいが、
多くのキャラクターをきちんと見せ場を作って描ききったのはすごいと思った。
車田落ちや不細工キャラの顔、巻末のクロス解説など、
昔ながらのノリを踏襲しながらも現代風の演出が面白い。
作画の人はもちろん、本作の関係者は相当な車田作品好きなんだろうな。
おまけページのシルバー連中の集合絵を見てそう思った。
あと墓石のデザインが雷鳴のザジっぽいところとか。
ひとつ解せんのはパルティータ。無星ってセイントなのか?


聖闘士星矢の完結から16年後に連載開始された本作。
もっと早く世に出ていれば、蟹座や魚座の子供がからかわれることも無かったろうに。