助成

橋本知事と高校生の私学助成金に関する討論会のニュースを見た。
討論になってない気がした。彼ら一人一人の事情は知らないが、
自分達の窮状を周りのせいにしているだけのように聞こえた。


だが、まてよ?よく考えたら高校生がお金が無くて苦しいっての妙だな?
金が無くて苦しいのは家計を預かる彼らの親のはずだ。
普通の子供は親のお金の心配などしないと思う。
両親の収入を把握して自分の進路に関わる費用を見込む子供など未聞だ。
高校生にとっては特に考えずに行ける所に進学したのだろう。
で、やっていくうちに親からいろいろ愚痴を聞かされたのだろう。
学費が高い、とか、要は財政的に苦しいという話。
結局のところ親の費用の見込みが甘かったのが原因なんだろうが、
それを認めたくないので政治や社会的なシステムのせいにしたんだと思う。
で、子供はそれを信じるわけだ。自分の学力の低さのせいにもしたくないから。
それが「私立にしか行けないと言われた」という言葉に象徴されていると思う。


橋本知事もえらいなぁ。きちんと相手するところが。