プラダ携帯

ドコモがプラダと共同開発した携帯が10万円で発売だそうな。
高いわ。でも売れているそうな。どういう客層に売れてるんだろな。


本件、ブランドの協業について考えさせられた。
この携帯電話を作るに際してプラダはどこでどの程度関与しているのか。
特殊な機能を持った携帯というわけではないのだろうから、
設計的な所は既存の手法を使うのだろう。
で、それを受けて製造するのはきっとLG電子だ。
となるとプラダが関与するのはデザイン関連の部分かと思われる。
もしかしたらソフトウェアの部分でも関われるかもしれない。
だが俺の勝手な予想では外観、見た目のところだろう。
しかしこれもプラダの好き勝手にできることも無いように思える。
筐体は筐体で放熱や端子の配置など計算して作られているだろうから。
その辺の計算がプラダにできるとは思えん。
ってことは、プラダ担当は本当に表層的な部分だけなんじゃなかろうか。
色とか、模様とか、塗料とか、文字とか。
携帯を作る上でデザインは重要なファクターだろうから、
どんな携帯でもそこは力を入れているはず。
それをプラダがやるだけで10万円になるのか?
ブランド名は、何かしらの基準をクリアした製品に付与されるのが筋だと思う。
この携帯はデザインをプラダが担当したから、プラダのロゴがつくのだろうが、
プラダは何屋さんになりたいんだろうか。
こと携帯に関してはプラダが関与したからといって性能が良いわけではなさそうだ。
ブランドの安売りのように思えてならない。
まぁえら〜い人達が決めたんだろうから深い考えがあるんだろうが。


価値を見出すのは各個人とはいえ、何が魅力なのか俺にはさっぱりわからないよ。
今度デモ機を触ってこようっと。
そのうちプラダブランドの炊飯器とか出たら笑えるな。