少し不思議

幼年期の終わりという作品があることを知った。
TMネットワークの歌を口ずさんでいて偶然気づいた。
結構な名作らしく、作者もSF界の大御所。
他人の感想を見てみようとAmazonを開いた。
そしたらこんなコメントがあった。


「SFに現実との整合性や理論的な解釈を求めるのは心の貧しい人」


マジかよ。納得いかん。サイエンスフィクションだろ。
物理法則を考慮しない何でもアリをやるならそれはフィクションだ。
サイエンス要素、つまり物理的な法則や理論を入れてこそのSF。
俺だって現代の科学力から逸脱するな、なんて思ってないさ。
ただSF語るならある事象に対しての理由は必要だろ。
物事の理を探求するのが物理だろ。サイエンスの代表じゃないか。
それにフィクション要素を加えるわけだから、
その「理」の部分が多少無茶でもいいのさ。
何も考えずに「呪文を唱えると隕石が落ちてきます」的なのはSFじゃない。
どこまでそれらしい理論やバックボーンを構築するか、だよ。


ということで本を借りに図書館に行ったはいいが、
前に借りた本を返し忘れて借りることができませんでした。
どんとはらい。