失言

柳沢伯夫厚生労働相は女性のことを産む機械と比喩したそうな。
近年稀に見るつまらないミスだな。俺も気をつけよう。
しかし機械に例えられて何故不愉快に感じるのか、あれれ?


自分が好ましいと思うものに例えられれば嬉しいし、逆も然り。でも、、、
オマエ、まるでキムタクじゃん! ← うれしい
オマエ、まるでゴキヴリじゃん! ← うれしくない
オマエ、まるで機械じゃん!   ← ???


微妙だな、、、機械に例えられてもなんとも思わんし。
やっぱりこれはヒトをモノのように例えたのがマズイんだろな。
でも「北の重戦車」とか「精密機械」とか、機械系の異名を持つ人は多い。
うーむ、、、よく分からなくなってきた。


女性の気持ちになって考えてみよう。
子供というのは好いた相手との営みによって授かる宝物だ。
己の意思で産み、立派に育て上げるためにいろいろ気を回す。
それに対して生産のための機械というのはアレだ。
インプットに対してアウトプットがあるだけ。そこに意思は存在しない。
きっと産む機械と言われて腹立たしいのはそこじゃあなかろうか。
出産は大変な出来事であるのに、その苦労や思いが例えに全く反映されてない。
自分を蔑ろにされた気がするのではなかろうか。
きっとそうだ。そういうことにしよう。考え浅いかなぁ。。。